Jul 4, 2010

ブラームス・チクルス

マイスキー(ミッシャ),ブラームス,ギリロフ(パーヴェル)

普段の工房では、二人とも好きなバッハやBBCラジオ、最近はcabo san roqueをよく聴きます。
しかし、カズが材料を買いに行ったり用事で留守にする時には、ここぞとばかりに好きなクラシックを聴きまくりながら作業します。


昨日は、一日中ブラームス!
珍しく、マイスキーのチェロソナタなどをじっくり聴いてみました。
優しい音の中でも、歌い方の表現が幅広く、心地よくマイスキーの世界に惹きこまれていきます。
他の音に比べ、飛び抜けてFが響いていたのも私の中で新発見!
マイスキーの楽器を叩くと、Fの音が鳴るのではないだろうか?
お!ここは交響曲第1番と似てる・・・
など・・・勝手気ままな独り分析を行いながらの楽しい色塗り作業。


そういえば一度だけ、生マイスキーを大分のアルゲリッチ音楽祭で聴いたことがありました。
あの時は、4重奏でヴィオラのバシュメットの音が物凄く響いて、あれ?チェロの音が優しすぎて埋もれてしまっている・・・と感じたのでした。
会場の響きや客席の場所にもよるのかもしれないけれど、その時は私はヴィオラを聴きたかったので、大満足で広島へ戻ったのを覚えています。


しかし、昨日はやはりマイスキーも改めて良いなぁ~・・・と思ったのでした。
しばらく私の中でだけですが、ブラームス・チクルスは続きそうです。


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