Mar 10, 2013

期待のオートマタ作家「市村繁吉さん」

今回展示のミュージアムショップでは、ペーパーからくりだけでなく
木製キットや本など、からくりグッズも盛り沢山。

中でも、ひと際輝きを放っているのは、
大阪在住の若手作家 ”市村繁吉さん”  作「オートマタ」です。
今後の活躍が大きく期待される若手作家です。
(繁吉さんという古風なお名前から「この方はおじいさんですか?」と聞かれることが時々ありますが(笑))

市村さんとは、2011年の秋に京都恵文社で
初めてお会いしました。
その時に、カエルの作品を見せて下さり
独自性溢れる作品に、夫婦で衝撃を受け
それ以来、交流が続いています。

私が一番好きなのは「じゃばらこさん」
アコーディオンを弾く姿が、なんとも優雅で
音まで聴こえてきそうです♪
いろんなところが動くので、ぜひ会場で見てみてください!
繊細なものなので、展示ケースに入っていますが
スタッフに声をかけると、回してもらえます。

そしてこの「じゃばらこさん」
なんと、合奏もできる仕組みがついています!
となりの「ロカ夫」くんと寄り添わせて
くっつけると、片方のハンドルを回すだけで
「じゃばらこさん」「ロカ夫」くん両方が動くんです!!!

「ロカ夫」くんのウッドベースを弾く動きも
ロカビリーらしくスラップ奏法で
かーなーり、良い動き
筋肉質な腕も、かっこい~

もうひとつ好きなのは「巳」

シンプルながら回していて飽きのこない
素晴らしい作品です。
今年にピッタリですね!

他にも約10点の展示即売となっております。
全て一点ものなので、かなり貴重な作品です。。
しかも、大々的に売り出すのは今回が初めてということで
最高額の作品でも40,000円。
良心的な価格なので、この機会にぜひ♪

一方、私達夫婦は展示準備でいっぱいいっぱいだった為
販売できるオートマタは全く作れませんでした・・・(笑)

ですが、何もないのも寂しいので
昨年末に作った「田中カオス×原田和明」の
コラボレーション作品「サラリーマンシリーズ」の
自分達用にとっていた作品の内、数点を
思いきって手放すことにしました。
こちらも早い者勝ち。
2人のユーモア溢れる作品達
ぜひ会場で、見てみて下さい!

JUGEMテーマ:アート・デザイン

関連記事