Oct 30, 2007

初の合唱コンサート その2


KAZUとMIKOさんが聴きにきてくれているのが
舞台から見えました。(日本人は2人だけなので、見つけるのが簡単!)
前半は、オペラの序曲や、ヴィオラのソロ曲、映画音楽など盛り沢山な内容で、後半は英国万歳的なプログラムでした。
ヴィオラのソロ曲は、ブルッフの「ロマンス」
途中で泣き出したらどうしようかと思う演奏でしたが、
ニッコリ笑顔で終わり、なぜかこちらも一安心?
私達の合唱団は、3曲目のアイーダから登場でした。
お客さんたちがいると、気持ちが高ぶるのか
何故かいつも出ない声まで出たりして☆
本番マジック!!!
オーケストラをバックに大声で歌うのって
こんなに気持ちのいいものなんだ~~っと、ひたすら感動・・・
会場内も、かなり盛り上がってきたところで
次の曲は、よく運動会で流れていた
オッフェンバックの「カンカン(天国と地獄)」
ボコボコ道を、つまづきながら老人達が走っているようなイメージの演奏と
オーケストラが妙にマッチしていて、なんとも和やかなムード。
会場内も笑いがおきたり、手拍子が加わったり
楽しいひと時でした。
KAZUに「どの曲が一番よかった?」と後から聞いたら
「カンカン」と……答えたのも納得??
そんなこんなで、驚いたことに
前半は和やかな雰囲気で終了しました。
休憩時間には、ビスケットや紅茶やコーヒーなどがサーブされ
みんなで楽しむティータイム!
これもまた日本ではなかったなぁ~~
お客さんと話が出来たり写真を撮ったり出来て、素敵でした。
後半は、ホルストの「木星」で始まり、
グリーンスリーブスや英国を讃える曲ばかり。
会場内も一緒に歌ったり、曲にあわせてユニオンジャックを振ったり・・・
大家さんとお孫さん(とても可愛い女の子)が一緒に楽しそうに
旗を振っているのも見えて、微笑ましかったなぁ
最後は、エルガーの「威風堂々」
これが盛り上がる!盛り上がる!
場内総立ちで、イギリス国旗をビュンビュン振っていました。
(KAZUとMIKOさんも…)
この景色は圧巻でした。

今の日本ではあまりお目にかかれない、愛国的な空気でしたが、
みんな、ただただ楽しんでいて、
勢いよく振られるたくさんの旗は綺麗で、
素敵な締めくくりになりました。
会場とこんなに一体化したクラシックコンサートは初!
技術的には未熟でも、観客と一緒に音楽を楽しんで
素敵な時間を過ごせるなら、それが一番だなぁ・・・
と思いました。
適当そうに見えて、結果的にはやり遂げる恐るべし英国民。
最後は、みんなみんな笑顔のコンサートで
めでたしめでたしでした。
しかし、アンコールで国家を歌われ
まったく歌詞を知らなかった私は、一人だんまりを決めてしまい
どうやら目立っていた様子・・・(笑)
「君が代」でも歌えばよかったかな
まぁ、日本人だしね
それにしても面白イギリス合唱体験でした!
音楽好きな、素敵な大家さんに感謝☆


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