Oct 29, 2007

初の合唱コンサート その1

チェコへ行く前、合唱コンサートに初出演しました。
今回のコンサートは、毎年ロンドンのロイヤルアルバートホールにて行われるコンサート“プロムス“最終日の地方版。愛国的な曲目がほとんどでした。
コンサートの3日前、初めてオーケストラとの合同練習がありました。
楽器演奏者は全員イギリス人だし、私は合唱団員という今までにないシチュエーションに、始まる前から大興奮☆

1曲目はシベリウスの「フィンランディア」!
この曲は、大学時代に初めてビオラトップをした思い出深い曲。
大きな期待を膨らませていると、遂に指揮棒が振られ、最初の和音が響き渡りました。
”ギョェェエエエ~~~???”
正直、椅子から落ちるかと思う程ひどいものでした。
さらに弦楽器もメチャクチャ。
「日本のアマチュアオケって上手なんだなぁ~~!」と、かえって勇気を頂いたりなんかして…。しかし、これって本番3日前?次の練習は当日??
しかも、さらに驚いたことに、オーケストラと合唱の楽譜で調が違うものが3曲も!!!ありえない~~
さすがに指揮者も焦った様子で、緊急ミーティング…
さらに、1番熱心に練習した『Going home』(ドヴォルザークの新世界より)は、
オケが楽譜を持っていないことが判明。
こんな考えられない事態でも、みんな笑い飛ばして…練習終了。
なんてお気楽な国民なんだろう☆☆☆
どうやら不安に思っているのは、日本人の私一人だけの様子でした。
そして、本番前のリハーサル。
あらあらビックリ!!3日前より随分よくなっているではないですか!
しかし5ポンド(約1200円)のチケットにお客さん、怒らないかな?という感じでしたが。。。
リハーサルも少なめにして、イギリスらしくお茶の時間だね・・・とひとまず解散。
さてさて、いよいよコンサート!
つづく…


Posted in 音楽2 Comments » 

関連記事